令和3年4月26日、臼杵市議会は臨時会を開催し、重要な議案が上程されました。
この臨時会では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた経済対策や予算の補正が主な議題となり、議員らが真剣に討議しました。
会議の冒頭では、議長の匹田郁氏が開会を宣言し、出席議員数は18名であることが確認されました。
議案の審議に先立ち、市長の中野五郎氏が新型コロナウイルスに関する現況報告を行い、市の感染状況やワクチン接種の進捗について詳しく説明しました。
「市民の皆様のご協力に感謝申し上げる」と述べ、引き続き感染防止策の徹底を呼びかけました。
続いて、第43号議案から第46号議案が一括上程され、その内容について詳細な議論が行われました。
第43号議案では、臼杵市税条例等の一部を改正する必要性が強調され、軽自動車税や個人住民税の特例措置が含まれています。
第44号議案は、都市計画税条例の改正に関するものであり、特例措置の延長が提案されました。
第45号議案および第46号議案では、一般会計の補正予算が報告され、それぞれ令和2年度と令和3年度の補正分が承認されました。
特に令和3年度一般会計補正予算では、経済への影響が大きい新型コロナウイルス対策が重視され、消費喚起策やワクチン接種への支援が計上されています。
「プレミアム商品券の発行を通じて市内消費を促進する」と市長が力を込めて説明しました。
次に、第47号議案に関する市長の説明が行われ、職員懲戒審査委員会の委員選任について議会の同意を求めました。
これも全会一致で承認されました。
最後に、第48号議案の特に注意を要する部分である補正予算に関して、予算委員会の報告がありました。
議長によると、過去のセッションに寄せられた質問が明確に回答されたとし、適切に処理が行われていると強調しました。
また、市民の生活を支えるため、今後の運用に関しても高い関心が払われています。
臼杵市議会は本臨時会を通じて、市民生活と経済の回復に向けて取り組む姿勢を示しました。