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臼杵市議会、議長選挙で内藤康弘氏が当選

臼杵市議会の6月定例会で、内藤康弘氏が議長に当選。議会活性化の新たな取り組みも示される。
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令和6年6月4日、臼杵市議会の定例会が開会された。

冒頭、議長の梅田徳男氏は全国市議会議長会における議員勤続表彰を行った。表彰されたのは、牧宣雄氏、吉岡勲氏、武生博明氏、匹田郁氏、奥田富美子氏であり、それぞれ30年、26年、26年、26年、11年の勤続を称えられた。感謝状の贈呈が行われ、牧氏が代表で謝辞を述べた。

次に、会期が本日から6月28日までの25日間に決定した。市長の中野五郎氏は、行政報告の中で、人口減少対策に関する取組を説明した。特に、今年度約27億1,800万円の予算を確保し、病児保育送迎支援事業が開始された。この支援は、共働き家庭を支えるものであり、大分県内で初めての取り組みとなる。

また、移住支援制度の運用により、2,030人の移住者が確認され、地域の活性化に寄与していると述べた。また、ユネスコ食文化創造都市としての活動にも触れ、国際交流を通じた地域の認知度向上に努めていることが報告された。

さらに、複数の報告がされ、臼杵市一般会計繰越明許費や水道事業、下水道事業の予算繰越しについても承認された。

議案の中には第45号議案「臼杵市固定資産評価員の選任」や第46号議案「人権擁護委員の候補者推薦」が含まれており、いずれも原案通り承認された。この他、専決処分の承認に関する議案も一括上程され、全て承認された。

特別委員会からは議会活性化に関する報告があり、議会基本条例に基づく新たな取り組みが示された。特に、市民参加の機会を増やす意見交換会の実施や情報公開の充実について具体案が述べられた。

最後に、議長の辞職と新たな議長選挙が行われ、内藤康弘氏が新議長に選出された。副議長は伊藤淳氏に決定した。これにより、議会の運営体制が新たに整い、議員の活性化を図ることが期待されている。

議会開催日
議会名令和6年6月臼杵市議会定例会
議事録
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