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臼杵市議会、令和5年度一般会計予算224億円可決

臼杵市議会は令和5年度一般会計予算を224億5700万円で可決。各議案も全会一致で決定。
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令和5年3月23日、臼杵市議会において第4回定例会が開催され、令和5年度一般会計予算および各種議案について審議された。

出席議員は18名で、定足数を満たす形で会議は成立した。今回は特に、令和5年度の一般会計予算が焦点となり、議員からは様々な意見や質疑が出た。

令和5年度の一般会計予算は、総額224億5,907万5,000円とされ、前年対比で3億1,391万円の減額となっている。主な減少要因は、ピーマン選果場整備事業や野津地区の振興協議会拠点整備事業が完了し、建設事業費が減少したことにあると説明された。

市長の中野五郎氏は、予算編成においては「人口減少問題の克服に向けた取組や、新型コロナウイルス感染症対策を経た生活様式への対応」が重要であると述べた。これに関連して、教育長の安東雅幸氏も、地域に根差した学校教育活動の重要性を強調し、子供たちの学びを保障するための環境づくりが求められると提言した。

さらに、総務委員長である伊藤淳氏からは、特別手当の導入や消防団員への報酬制度の見直しなど、行政業務の透明性を確保しつつ、実効性ある運営を目指しているとの報告があった。また、建設産業委員会の内藤康弘氏は市道の廃止および新設についても言及した。

討論の場では、河野巧議員がパークゴルフ場整備に関わる事業費の計上について懸念を呈し、反対意見が出された。一方、甲斐尊議員は、地域振興の観点から賛成意見を述べ、特にマイナンバーカードの普及促進事業に対する支援が今後の行政運営に資するとの見解を示した。

各議案や意見書案、特別委員長報告などが順次審議され、全会一致で可決される結果となった。議会の活性化に関する特別委員長の戸匹映二氏からの報告も評価され、今後の議会運営における情報公開や市民参加の機会の拡充に向けた取り組みが求められていく。

議会開催日
議会名令和5年臼杵市議会3月定例会
議事録
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