令和2年3月25日、臼杵市議会は第5号議会を開き、主要な議案を審議しました。
議会では令和元年度の一般会計補正予算の審議が行われ、新型コロナウイルス感染症対策を含む経済支援策が中心とされました。
市長の中野五郎氏は、補正予算の中で、感染症対策及び市内経済への影響対策を講じる重要性を強調しました。この補正予算は約2,228万円が追加され、総額は241億1,028万円に達します。
また、新年度の一般会計予算案も審議されました。予算には、人口減少対策や地域活性化のための施策が組まれており、特に市民生活や教育の支援が注目されました。
議員らはこうした予算案に賛否を示しながら意見を交わしました。特に、教育に関連する施策については、教育長の新任が市民生活にどのような影響を及ぼすのかが重要な議論となりました。
特に、意見書案も複数提出され、受動喫煙防止のための分煙環境整備や中高年のひきこもりに対する実効性ある支援の強化が求められました。これらの意見に対して議員たちは賛成する意見が多く、議会として社会的な課題に積極的に取り組む姿勢が示されました。
総じて、今回の議会は新型コロナウイルス感染症に対する社会経済の維持、教育委員会の体制強化、そして過疎地域への支援を含む各種政策の推進を目指す重要なものであったと言えるでしょう。市の政策が個々の市民生活に直結する重要性が改めて認識されています。