令和4年9月27日、臼杵市議会は9月定例会を開催した。
本定例会では、いくつかの重要議題が含まれていた。特に注目されたのは、大分合同県内一周駅伝の終了を受けての意見書案第4号である。この意見書案は、同規模の大会創設を求めるものであり、提案者の川辺 隆議員は、「選手たちにとって、多くの思い出と誇りを持つ大会であるため、大分県に対し、再開の要望を伝えることが重要だ」と訴えた。議会は、意見書を原案の通り可決した。
また、義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書案第5号も提出された。匹田久美子議員は、「新型コロナウイルス感染症の影響で教育の質が低下している中、国の支援が欠かせない」と強調した。これも原案通り可決された。
さらに、令和3年度の各特別会計の歳入歳出決算認定についても審議された。特に水道事業会計の歳入は約7億6千万円であり、前年より減少し、厳しい経営環境が続いていることが確認された。決算委員長の戸匹 映二氏は、「今後も未収金の減少に貢献する必要がある」と述べた。議案は全会一致で認定された。
その他の議題では、育児休業等に関する条例の改正や指定管理者についても原案通り可決された。また、議会の活性化に向けた特別委員会の設置が決定され、今後の取組が期待されている。
この定例会では、多くの重要な議案が原案通り可決され、議会は確固たる姿勢で市政を進めていくことで合意した。今後も、住民のためにより良い施策を実行する姿勢が求められる。