臼杵市議会12月定例会が開かれ、各議案が審議された。
本会議では、総務委員長の大塚州章氏が、複数の議案に関する委員長報告を行った。
特に注目されたのは、第99号議案である令和元年度臼杵市一般会計補正予算(第4号)で、補正予算額が5億1,669万7,000円に上る。
歳入は、普通交付税の確定、ふるさと納税寄付金の増加、市民税の増額などが計上されている。
一方、歳出では、旧野津高校購入費、学校給食センターの関連経費、災害復旧事業費補助金が含まれる。
質疑が行われ、給食センターの調理業務についても関心が寄せられた。
新たに調理業務を民間に委託する計画に対して、賛否が分かれる議論が展開され、議員からは憂慮する声が上がった。
教育民生委員長の奥田富美子氏は、調理業務外部委託に反対し、教育現場の質の維持を訴えた。
反対の立場から「給食の質が維持できなくなる恐れがある」と指摘した。
その一方で、賛成意見を述べた議員もおり、「経費削減が期待できる」との主張があった。
会議では、全体の議案が可決され、最終的に第99号議案も賛成多数で成立した。
会議の最後には、議員派遣についても議論が行われ、長田徳行副議長が自治運営懇話会への派遣を申し出て、無事に決まりました。