令和4年12月20日、臼杵市議会の12月定例会が開催され、委員長報告や新たな議員派遣について決議された。
議会は日程第1の委員長報告から始まり、内藤康弘建設産業委員長が第73号議案の審査結果を報告した。
この議案は、市道の廃止及び認定に関するもので、既存の市道家野27号線を廃止し、延伸後の道路を新たに認定することを目的としている。
報告後に質疑が行われ、異議なく原案通り可決された。
続いて、伊藤淳総務委員長が付託された議案7件を報告した。
これには職員の定年退職年齢引き上げに関する条例改正や、個人情報保護法の改正に伴う条例整備が含まれ、新たな施策によって定年を段階的に65歳に引き上げることなどが主な内容である。
さらに、国や自治体における給与改定の状況を考慮し、給与改定や手当の増額を行うことを挙げた。
これらの議案もすべて異議なくまるで可決された。
大塚州章予算委員長は予算について報告。
令和4年度一般会計補正予算(第8号)は、補正額が約5億9千683万円増加し、歳入歳出総額は257億5千835万円に達する見込みである。
歳入の主な内訳には、固定資産税や交付税、さらには冠婚葬祭費用の見直しが含まれており、歳出では職員の退職金や地域コミュニティ活動の支援事業が挙げられる。
また、議会は日程第2で議員派遣の件も承認。
副議長の戸匹映二氏が令和5年1月19日に大分市で行われる知事を囲む自治運営懇話会への派遣を申し出た。
さらに、閉会中の継続審査についても、議会運営委員会が議会改革に関する調査を継続する旨の申し出を行い、これも異議なく承認された。
本定例会は、各議案が全て異議なく可決されたことを受け、議事は終了。
議長の梅田徳男氏は、引き続き議事整理の任を議長に委任し、令和4年臼杵市議会12月定例会は閉会した。