令和5年9月定例会（第3回）が開催され、重要な議題が取り上げられた。
本議会では、令和5年度国東市一般会計補正予算が審議され、経済環境に伴う財政状況を考慮した内容が報告された。
今回は、正確で透明性のある予算呼びかけが強調され、必要な施策が講じられ、特に市民の安全に関連した事業が中心となったことが注目される。
財政課長の上野慎哉氏は、緊急に対処すべき災害等の補正予算が含まれており、特に風水害による災害復旧事業や、子育て世帯への支援事業が強調された。
また、議案第50号として提出された補正予算案には、農業用施設の災害復旧事業が含まれており、約7,400万円が追加される。これは、近年多発している自然災害に備えたものであり、町の基盤を強化するための重要な施策とされている。
市民病院事業についても言及があり、医療機器の購入や施行に関する予算が計上された。吉川ゆき市民病院事務長は、病院の経営状態について説明し、医療の質向上に向けた取り組みを強調した。特に昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症対策による医療需要の高まりを受けた予算調整が必要であると述べた。
さらに、裁決される法案には、国東市印鑑条例や火災予防条例の改正が含まれている。これらの改正は、地域の安全対策にも寄与するとされ、改正案の速やかな施行が期待されている。