九重町の令和4年3月定例会(第1回)が開催された。
本日は、主に一般質問が議題となっている。
出席議員らは町の現状や施政方針など多岐にわたる課題で意見を交わした。
議題の一つとして、九重町の人口減少についての対策が提起された。特に、「野上香代子議員」は国勢調査に触れ、2020年における九重町の人口が8,541人に減少したと指摘した。
町長である「日野康志氏」はこの点を重く受け止め、特に健康寿命の延伸や郷土愛の醸成が重要だと強調した。
自助、共助、公助の観点から、地域住民との連携を進めつつ、人口減少の緩和に取り組む姿勢を示した。
また、新型コロナウイルスの影響についても多く意見が交わされた。感染症の拡大を受けて、まん延防止措置の経過やその影響についてたくさんの懸念が寄せられた。「野上香代子議員」は、住民との協働によるまちづくりが必要だと訴えた。
町側は、住民の健康で安心な生活を守るために対策を進めていると説明した。
観光振興策についても議論が行われた。「大津留敏加議員」はユニークな提案として、宿泊者に対するつり橋通行券の無料配布を提案し、観光地の魅力向上に寄与させることを訴えた。 「志賀一哉氏」は現在の状況を鑑みつつ、地域資源を活かした発展策を今後も模索していくとした。
農業振興策においても、「佐藤博美議員」が九重町の今後の取り組みについて質問した。
町長は、地域の農業振興には依存から自立への移行が必要だとし、様々な手法で農業支援に取り組んで行く意向を示した。