令和4年第3回小林市議会が開会し、数多くの議案が提案された。
会議では会期が本日から3月22日までの26日間に定められ、報告第3号専決処分の承認や、令和3年度小林市一般会計補正予算についての議題も取り上げられた。
宮原義久市長は、提案理由の説明に先立ち、市民や議会に対し、最近の指名競争入札に関する問題について謝罪した。彼は、監察の実施メンバーと共に、問題の解決に向けた道を模索していく意向を示した。
市長は4年間の任期を振り返り、特に医療や福祉、教育、子育て支援の重要性を強調した。
新型コロナウイルスの影響を受ける中で、市立病院の機能強化や高齢者の外出支援に向けた事業が進展していると述べた。例えば、市内全小中学校におけるタブレット型パソコン導入や、医療費助成制度の拡充が行われたことに言及した。
また、防災対策としての同報系防災無線の整備、新型コロナウイルス対策の進展など、各課題に対する取り組みが紹介された。具体的には、地域経済緊急支援のためになされた予算措置や補正予算について議論が交わされた。
年度予算計上についても言及があり、令和4年度予算計上額は259億8,000万円であることが示された。また、歳入のほとんどが市税という点に触れ、今後の予算編成に期待が寄せられる。
市民へのサービス向上を目指し、引き続き議論と協力が求められる場面となった。議案は議会においてしっかりと審議され、政策の実行に向けた署名や承認が得られることが期待されている。
本日の会議は順調に進行し、次回の日程が示されている中で散会となった。