令和5年第1回小林市議会臨時会が、1月17日に開催された。
まず、議事が進められたことを受けて、議長の森田哲朗氏が開会を宣言した。
続いて、出席議員全員による議題の採決が行われた。会期は本日1日間と決定された。
本会議の中心議案は、令和4年度小林市一般会計補正予算(第14号)である。
提案者の宮原義久市長は、県内での新型コロナウイルス感染症の状況を報告。流行の第8波により医療体制が逼迫していると強調した。
補正予算は歳入歳出それぞれ3,381万円を増額し、予算規模は300億7,523万5,000円になる。特に、妊婦や子育て世帯への支援を強化する施策が盛り込まれた。
議案についての質疑では、原勝信議員が出産・育児に関する具体的な支援内容を問うた。里岡小愛健康推進課長は、面談の詳細や給付金の対象者について説明した。原議員は予算の計算方法や整合性についても疑問を投げかけたが、初期の出生数と現行の統計とのズレが指摘された。
質疑が終了した後、議案は討論なしで可決された。
これにより、全ての付議案件が議了されたことを受け、議長は閉会を宣言した。
小林市は、コロナの影響を受けた市民への支援を強化し、来年度に向けた期待を高める姿勢を示している。