令和3年第2回小林市議会臨時会が開催された。
本会議は、議長を辞任した坂下春則氏の後任選出など、重要な議題がいくつか審議された。
特に、新議長に森田哲朗氏が当選し、同氏が新型コロナウイルスへの対策や市民生活の安定に尽力する意向を示したことが注目された。
日程第3では、坂下氏の辞職が正式に受理された。高野良文副議長は、それに基づき議長辞職の確認を行い、異議なく許可した。これに続いて行われた議長選挙は、投票で実施され、森田氏が選出された。
新議長としての森田氏は、就任挨拶の中で「市民の命を守る」必要性を強調し、感染症対策の重要性を訴えた。彼は、行政と共に市民生活の安定を図り、計画的な施策遂行への協力を呼びかけた。
さらに、日程第5では、高野副議長の辞職も認められ、新たな副議長選挙が行われた。その結果、下沖篤史氏が副議長に選出され、氏もまた新型コロナ対策の重要性を強調し、議会の信頼を築くことへの意欲を示した。
この臨時会では、議員提出議案第3号の条例変更も通過した。これは、広報広聴委員会の定数を9人から8人に減らす改正案で、提案者の時任隆一議員は、議会運営の改善を目指してこの議案を提出した。
本議案は質疑なしで進められ、可決された。
最終的には、各委員会の委員選任が行われ、広報広聴委員会や議会運営委員会のメンバーが決定した。全体として、議会の運営体制強化に向けた土台づくりが進む結果となった。議会の最後には、新たに選ばれた議員たちが西諸広域行政事務組合議会への出席も決まった。
市民への透明性を高める試みの一環として、議会運営全体にも注目が集まることが期待される。