令和6年第3回定例会での内容により、小林市では医師の労働環境や災害時の避難所運営についての重要性が強調された。特に医師の働き方改革では、労働基準監督署からの承認を受けたことで、来る4月からの新制度に向けた体制が整備されたと報告された。
市立病院では、医師、看護師、コメディカルスタッフの業務分担やタスクシフトが進められており、特に医師事務作業補助者の拡充が挙げられる。これにより、医師が本来の診療業務により集中できる環境を整え、患者への医療提供の向上を目指している。
また、災害時に適切に避難所が開設できるよう、避難所要員の配置や訓練も実施される。この中で、各避難所の設備や必要な携行品についても見直しが行われている。
一方、高齢者の移動支援に関しては、コミュニティバス「おうらい」の運行状況が議論され、利用促進の施策が求められた。乗車率の改善策としてのイベントや地域を巻き込んだ取り組みが提案された。
さらに、市内の公営住宅の運営と管理についても議論され、老朽化進行に伴う維持管理の課題について説明があった。地域住民への影響を考慮に入れ、余剰部分をどう削減していくかの計画も必要とされている。