令和1年5月16日、午前10時に小林市議会の臨時会が開かれた。議題には、西諸広域行政事務組合議会議員及び霧島美化センター事務組合議会議員の選挙が含まれた。
まず、坂下春則議長が会議を開会し、選挙に関する議題を進めることを確認した。西諸広域行政事務組合議会議員の選挙では、6名の議員が指名され、当選が決定された。指名された議員は、押領司剛議員、前田隆博議員、貴嶋憲太郎議員、舞田重治議員、鎌田豊数議員、杉元豊人議員である。
次に、霧島美化センター事務組合議会議員の選挙が行われた。3名の議員が指名され、三好彰範議員、内ノ倉利春議員、大迫みどり議員が当選した。また、各常任委員会及び議会運営委員会からの継続調査の申し出が認められた。
日程の最終段階で、宮原義久市長が報告第2号の専決処分について提案した。これは、地方税法の一部改正に伴うものであり、非課税措置の拡大を含む内容となっている。質疑においては、前田隆博議員が市税条例における特定の条件について質問し、漆野照久税務課長がその基準と確認方法について答えた。これには、実態の確認が重要であるとされ、本人の申告が基本とされた。
また、消費税増税に関する懸念が示された時任隆一議員の発言に対して、同課長は、増税に関する明確な指示はないものの、市税改正が行われた背景を説明した。最終的に、報告第2号は賛成多数で承認された。
議会は、全ての案件を議了し、午前11時52分に閉会した。