令和2年第1回小林市議会定例会は、2月25日に開会した。
初日には会議録署名議員の指名や会期の決定が行われ、議会は円滑に進行していることが確認された。議会運営委員会で決定された結果、会期は本日から3月19日までの24日間に指定された。
本定例会には、41の議案が提案された。その中でも特に重要だったのが、令和元年度小林市一般会計補正予算(第6号)である。この予算は早急な対応が求められ、議案第1号は本日一審議取扱いに決定した。市長の宮原義久氏は、提案理由を述べる中で、財政運営の厳しさについても言及し、「歳入が厳しい情勢にある」と危機感を示した。
また、予算に関する質疑応答の中で、”和自助・共助・公助の連携強化”が重要と提案され、特に防災や行政対応の充実を図ることが強調された。時任隆一議員が質問した進捗状況について、松元公孝危機管理課長は、全体の工事は順調に推移しており、3月中旬には完了の見込みだと応じた。
さらに、小林市では、オリンピックや新型コロナ対策として行っている様々な取り組みについても報告があった。良好な財政基盤を維持し、住民にとってより良い市政を推進するため、行政の透明性が求められている。
市民の協力を基に、災害対策や地域活性化策を進めながら、都市形成を図る姿勢を改めて確認する場となった。本日の議会では、暖かい市民の支援を受けることが重要であることが強調され、議案の審議はスムーズに進行した。今後の議論においても、市民第一の市政を掲げていくことが期待される。