令和6年第2回小林市議会が開会され、議題が上程された。
本日は、会議録署名議員の指名、会期の決定、また、令和5年度と令和6年度の予算に関する議案についてが議論されることとなった。市長の宮原義久氏は市政運営や復興支援、防災対策等に触れ、議案についての説明を行った。
まず、会議録署名議員には前田隆博議員と貴嶋憲太郎議員の両名が指名された。会期は、約25日間で、本日から3月22日までと決定された。
続いて、令和5年度小林市一般会計補正予算は、7億629万9,000円の増額となり、予算規模は322億9,418万4,000円に達する見込みである。市長は補正に伴う市政の進展について明らかにし、その背景には物価高騰や人口減少といった課題があると説明した。
議案第8号の令和6年度小林市一般会計予算では、歳入歳出それぞれ310億5,000万円が計上される。前年より22億8,000万円増となるこの予算には、特に市民福祉の向上や防災体制の強化が重点施策として盛り込まれる。
物価高騰対策についても語られ、地域経済活性化のため新たな予算措置が必要になることが示唆された。市としては市民の生活を守るために迅速に対応していく姿勢を表明した。
このように、本定例会では市民生活に直結する重要な議案が多く提出されている。市長は「健康で笑顔のあふれる未来を目指す」と強調し、議会への期待を寄せる。議員たちはこれらの議案に対し、今後の審議を通じて市民の要求に応える動きを見逃さない構えである。