令和3年3月、小林市の定例会が開催され、議案や報告事項についての審議が行われた。
日程第1では、議案の訂正が報告され、「グリーンシティこばやし株式会社」に関する書類の訂正が市の総合政策部長、山下雄三氏から提案された。特に、事業報告書の誤記が訂正され、議会はこれを了承した。
日程第2では、専決処分について報告が行われた。これに対し、時任隆一議員が給付金の給付状況について質問し、市長の宮原義久氏は、経済状況を踏まえた考えを示した。「これは彼らの生活に影響を与える」としながらも、支給金額や対象について、充分な財政措置を行う必要があることを強調した。 さらに、経済部の鶴水義広部長が、緊急事態宣言による事業者への支援状況や、申請した店舗数の詳細も報告した。
日程第4においては、各種議案について質疑が行われ、特に令和2年度一般会計補正予算の内容が詳しく議論された。この中では杉元豊人議員が地籍調査の進捗を示し、健全な土地取引を促進する必要性を訴えた。
他にも、総務部長や各課の部長らが出席し、未来の計画に関する発言が続いた。特に、観光や商業活動を通じた地域の活性化、並びに新型コロナウイルスの影響を受けた経済対策に向けた取り組みが多く言及された。