令和5年第3回小林市議会の臨時会が開催された。今回は、議長および副議長の選挙などが重要な議題として取り上げられた。
この議会は、一般選挙後最初のものであり、高野良文議員が臨時議長として進行を担当した。彼は、地方自治法第107条に基づき、職務を行うことが求められた。高野議員は出席した議員19名が定足数を満たしていることを確認し、議会を開会した。
議題の第1は議長の選挙であり、選挙は投票方式で実施された。開票の結果、吉藤洋子議員が16票を得て議長に当選した。吉藤議長は就任挨拶で、コロナ禍を経験した経済の回復や市民の信頼に応える議会の役割について言及した。
続いて、副議長の選挙が行われ、鎌田豊数議員が満場の支持を受けて副議長に選出された。鎌田副議長も市民への信頼を築くための協力を求め、議会の業務に取り組む姿勢を示した。
日程の中には、常任委員会の委員選任も含まれ、各議員が所定の委員会に選任された。総務文教委員会、経済産業委員会、市民厚生委員会、議会運営委員会の選任が行われ、それぞれの委員長と副委員長も互選で決定された。特に、議会運営委員会は原勝信議員が委員長に選ばれた。
最後に西諸広域行政事務組合議会議員の選挙が行われ、各議員が指名され、全会一致での決議となった。議長は選任した議員に対し、当選を告知した。
また、閉会中継続調査の許可についても確認され、特に異議なく承認された。午後6時38分に散会が宣告され、新しい議会がいよいよスタートした。議員たちは、市民に信頼される議会づくりを目指す意志を新たにした。