令和元年第4回日向市議会定例会が開会された。
会期は8月30日から10月8日までの40日間に決定した。議長の黒木高広氏は、開会にあたり、会議録署名議員として三樹喜久代議員と日高和広議員を指名した。
次に、市長提出報告第10号及び議案第77号から第102号までの27件が審議された。市長の十屋幸平氏は、報告の中で、相次ぐ台風被害や豪雨災害の状況を詳細に説明し、被害額は約4,160万円に達していると述べた。また、災害対応の準備万端であることを表明した。
続いて、議案の審議が行われた。人事案件に関しては、教育委員会委員及び人権擁護委員候補者の任命について質問があり、黒木万治議員は教育長・今村卓也氏の再任理由や教育委員会の業務内容について具体的な説明を求めた。これに対し、十屋市長は、教育委員会のこれまでのハード面での事業や今後の計画を示した。特に、小・中学校へのエアコン設置や学校支援訪問員の配置についても言及した。
また、市民環境部の甲斐伸次郎部長は、法務局管内における人事相談の状況を報告。過去3年間の相談件数は700件前後で推移し、件数の内訳も詳細に説明した。
さらに、議案第83号、日向市市民バス条例の改正も取り上げられ、細島地区に新たに市民バスを運行するための準備が行われることが報告され、施行日は10月1日と決定された。