令和6年亀岡市議会定例会が6月20日に開かれ、様々な重要事項について議論が行われた。特に、市民生活に直結する学校給食、介護保険、婚活支援などのテーマが多くの議員から提起された。
まず学校給食に関して、桂川孝裕市長は「オーガニック給食を実施する」と強調し、安全で栄養バランスが取れた献立の重要性を述べた。特に、給食が子どもたちの健康に与える影響を考慮し、有機米や地元産の野菜を取り入れた給食を目指すことが重要であるとした。
また、冨谷加都子議員からは、帯状疱疹ワクチン接種助成についての要望があり、若い世代から高齢者にかけて、その重要性が指摘された。市長は「帯状疱疹ワクチンの助成については、今後検討していく」という前向きな姿勢を示した。
介護保険制度の安定性も重要な課題として挙げられ、特に介護支援専門員の人材確保の必要性が議論された。介護認定者数への対応が求められており、市は「介護支援専門員の育成を支援するための施策を講じていく」との意向を明らかにした。
婚活支援に関しては、亀岡市内外からの登録者が増加しているという報告があり、より多くの出会いの機会を提供するため、スポット登録会の開催を調整中であると報告された。また、婚活マスター制度も認知度を高める必要があるとの意見が出た。
最後に、環境問題への取り組みも強調され、ペットボトルキャップの回収や使用済紙おむつの再資源化が議題に上り、持続可能な社会を目指すべく様々な施策が進行中であることが確認された。特に、亀岡市は環境先進都市として、その取り組みが注目されており、今後も新たな施策の導入が期待されている。