令和6年3月議会が開催され、各議案が一括して審議された。
議会の議長、菱田光紀氏は開議にあたり、予算特別委員会の新委員長に小川克己議員を、副委員長に山木裕也議員を選任したと報告した。その後、令和5年度の一般会計補正予算が説明され、主に退職手当や教育機関の防犯カメラ設置などが取り上げられた。
まず、総務文教常任委員長の小林仁氏は、第64号から第73号の議案を審査し、全議案が原案どおり可決されるべきとの報告を行った。特に、「ふるさと力向上寄附金」の増額見込みに伴う基金の積立についても言及した。次に、環境市民厚生常任委員長の大石慶明氏は、同じく第77号議案の内容について民生支援のための経費増額を説明した。
さらに、産業建設常任委員長の林徹司氏は、農林水産業や商工費における予算の増額補正を詳述し、「保津川下りの支援に関する費用」なども含まれていることを強調した。議論は活発であったものの、特に質疑はなく、すべての議案は賛成者の起立により可決された。
この日程のクライマックスである令和6年度予算の審査は、今後3月14日より予算特別委員会にて始まる予定である。議長は議会の進行について周知を促し、次回の本会議が3月27日に開かれることを確認した。出席議員全員がこの日程に賛成の意を示し、議会は和やかな雰囲気で終了した。
議会の重要な議案が次々と可決されたことから、亀岡市における公共事業の進展が期待される。市民へのサービス提供がさらに充実することが望まれ、今後の動きに注目が集まっている。