亀岡市議会は令和5年3月議会を開会した。
市長の桂川孝裕氏は、今回の会議で地域課題や施策についての所信を述べることを強調した。
彼は、特に新型コロナウイルス感染症に対処するための施策について説明した。
市民の健康と生活を守るため、エッセンシャルワーカーの活動を支えていると述べた。
また、令和5年度の予算案は391億4,400万円とし、全体の支出を2.2%増加させる計画であると発表した。
一方、子育て支援や福祉政策の推進に力を入れる方針を示し、「子どもファースト宣言」の具体策として、医療費助成の18歳までの無償化を実施すると述べた。
さらに、子育て世帯への保育料の無償化など、経済的負担軽減への取り組みを明らかにした。
また、市長は環境先進都市を目指す取り組みについても言及した。
「亀岡市ゼロエミッション計画」を策定し、地域への環境情報の発信と再生可能エネルギーの導入に力を入れる方針を示した。
彼はこれにより、より多くの寄附を得る取り組みを続け、地域の魅力を高めることに全力を尽くすと強調した。
さらに、地域の活性化を図るための「オープンイノベーションセンター・亀岡」設立を計画していると述べた。
大学と連携し、地域産業の支援を行い、新しいビジネスモデルを創出することを目的としている。
また、全国都市緑化フェアの開催への取り組みにも触れ、地域の自然環境を生かしたイベントを通じて、亀岡の魅力発信を図る考えを示した。
最後に、議会の次回会議は3月6日、午前10時に予定されているとのことである。