令和4年亀岡市議会では、一般質問が行われ、市民サービス向上のための様々なテーマが議論された。
特に注目されたのは、消防団の活動についての質問である。木村勲議員は消防団員の確保に関して、団員希望者の減少が深刻化していると指摘した。これは、都市部への移住や仕事を持つサラリーマンが増える中で、地方の消防団員が果たす役割が重要であり、支援が必要であると主張した。桂川市長は、新入団員の確保には広報活動を強化し地域との連携を深める必要があると語った。
また、セーフコミュニティについても議論が行われ、特に救急時の支援体制について質問が集中した。この体制の整備が亀岡市の防災対策においてどのように機能しているか、市長は具体的な実績をシェアした。特に、最近の交通事故発生件数が75%減少したことは、これまでの取り組みの成果であるとし、今後もさらなる改善を図っていくとの方針を示した。
バス運行については、松山雅行議員が不便さを訴え、ふるさとバスの運行コースの見直しや、民間事業者との連携による改善の必要性を強調した。これに対し、伊豆田部長はバス運行の改善に向けた取り組み状況を報告した。
さらに、環境先進都市としての亀岡市においては、家庭ごみの分別やリユース事業が実施され、次回のイベントではさらなるごみ減量を促進し、地域の意識向上を図りたいと考えていると語られた。
最後には、最近の自然災害に関連して、災害時の避難の進め方や、地域のつながりについて、より一層の啓発が必要との意見も虚実に昇った。特に、高齢者が多い地域においては、身近な人との連絡を強化し、災害に対する意識を高めることが重要であると強調された。