令和4年3月7日、亀岡市議会において、一般質問が行われた。この日、議員たちは様々な問題を取り上げ、特に地域の交通安全や教育、環境問題について活発な議論が展開された。
最初に、竹田幸生議員が通学路の安全について言及した。彼は、子どもたちの安全が地域の宝であるとし、安全確保に向けて市長のリーダーシップを求めた。また、木育の取り組みについても言及。市長はウッドスタート宣言を通じた新たな活動メニューの紹介や、木育キャラバンの成功を報告した。
一方、竹田氏は、高齢者への配慮が必要であると強調し、亀岡市役所のバリアフリー対策を問うた。石田尚総務部長からは、庁舎内に杖や傘掛け等の設置を進めているとの回答があった。
その後、様々な議員がそれぞれの立場から公園整備や交通政策、介護、教育環境へと議題を広げた。特に、奥野正三議員は道路交通の渋滞問題に言及し、国道9号の4車線化の要望を再確認。彼は地域の利便性と安全性向上に向けた早急な対策が必要であると訴えた。
次に、平本英久議員が図書館環境の充実を求める質問を行った。彼は、今後の読書環境の整備や学校図書館での新聞配備について言及。市長は、図書館の充実のために学校司書を増員し、今後も積極的にその取り組みを進めていく意向を示した。
また、サンガF.C.のJ1昇格に伴う道路交通対策については、西口純生議員が言及し、ノーマイカーDAYの継続実施についての方針が示された。彼は、公共交通機関の利用を促進するために、市民ファーストの考え方が必要であるとし、さらに渋滞緩和のための具体的な策を求めた。
また、亀岡市の環境に配慮した施策に関しても言及がなされ、特にペットボトルのリサイクルに関連する新たな取り組みが期待される中、市長はその意義を強調した。市民が参加することで、スタジアム周辺の新たな魅力の創出も提案され、亀岡市全体の活性化へ向けた強い思いが表明された。
最後に、西口議員が人工透析患者の送迎支援について問うた。市長は市の支援策を述べつつ、さらなる手立てが求められていることを言及し、今後の対応が期待される。