令和3年11月29日、亀岡市議会の定例会12月議会が開会した。
今議会は12月20日までの22日間にわたり行われる。
開会に際し、故小松康之議員への追悼が行われ、多くの議員がその功績を偲んだ。
福井英昭議員が追悼演説で追憶を語り、小松議員の功績や人柄について詳述した。
小松議員は、教育行政や福祉政策に尽力し、地元の信望を集めていた。
市長の桂川孝裕氏は、議案についての提案理由を説明した。
一般会計補正予算について、特に「ふるさと力向上寄附金」に触れ、寄附金の見込みが初めて12億円から30億円に増額予定であると述べた。
また、公立保育所の安全対策経費や新型コロナウイルス対策に必要な経費が提案されたことも報告された。
さらに、議案には環境問題や災害復旧事業に関する案が含まれており、地域振興にむけて具体的な計画が含まれている。
議案の内容は、今後の議会で慎重に審議されることとなる。
議長の福井氏は、今後の議会の進行を確認し、次回の本会議の日程を告知した。
議会の冒頭には、小松議員を偲ぶための黙祷がささげられる等、重厚な雰囲気に包まれた中で議事が進められた。議員たちは故人の政治理念を引き継ぎ、社会貢献と市政の発展に取り組む決意を新たにした。