令和元年6月に亀岡市議会が定例会を開催しました。議会では、各種報告や議案が審議されました。特に目立ったのは、一般会計に関する補正予算の提案です。
桂川孝裕市長は、総額336億7,430万円となる一般会計の補正予算を説明しました。その中には、スポーツ振興くじ助成金を活用し、交流会館内にクライミングウォールを設置するための1,788万円や、LED防犯灯設置に向けた240万円が含まれています。
また、介護保険事業特別会計の補正予算についても、介護報酬改定に伴う経費として37万円の追加を提案しました。これにより、低所得者に対する保険料軽減がさらに強化される見込みです。
市長は、平成30年度の財務執行の監査結果についても報告しました。この監査では、特に健康福祉部における契約業務の適正な処理が指摘され、不備に対する改善が求められました。
一方、各報告に続いて、議員からは新設の教育委員会メンバーへの紹介がありました。神先宏彰教育長が教育委員会全体の方針や管理体制について述べ、地域の教育問題や課題の解決に向け、丁寧な取り組みを約束しました。教育委員は、各自のこれまでの経験を生かし、亀岡の未来を担う子どもたちに貢献する意欲を示しています。
また、議会は各稼働人員の紹介も行い、全体の体制強化を図る旨が伝えられました。議会は今後の一般質問を見据え、さらなる議論を深める必要があるとされています。