令和5年第2回亀岡市議会定例会が行われ、主要な議題として有害鳥獣対策や公共交通の改善に関する提案がありました。
まず、有害鳥獣対策事業についての進捗状況が語られた。捕獲した鹿やイノシシの処理を行う施設の必要性が強調され、市長はその重要性を認識していると述べた。更に、捕獲作業の効率化を図るため、証拠写真管理などの煩雑な手続きの簡素化が求められ、現場の負担軽減を図る必要があるとの意見も出た。
次に、亀岡駅南周辺のまちづくりについても話し合われた。駅前広場や商業地域の活性化が構造改革の核心となり、まずは成功事例の創出が鍵であるとされました。特に、新たな店舗の再生を進めるための地域密着型プロジェクトの必要性が指摘されています。市長は、商店街の活性化に向けた支援をしていく姿勢を明らかにしました。
また、道の駅ガレリアかめおかの食事提供について、道の駅内に食事ができる施設の復活が期待されているが、過去に経営が困難だった経緯があります。代わりに、期間限定でのキッチンカー運営などが模索されています。
さらに、公共交通に関する課題も多く議論された。特に、嵯峨野線亀岡駅以北の減便緩和が重要視されており、駅利用者からは更なる運行頻度の増加を求める声があります。市長は、引き続きJR西日本との協議を行っていくと述べました。
最後に、今後の森林整備に関するビジョンが共有されており、特に竹林整備や水資源の活用といったエコロジー面での取り組みが推進される予定です。これにより市全体の環境保全と地域の活性化を図ります。