亀岡市議会は令和3年2月8日、特別議会を開催した。議事は午後2時から始まり、新型コロナウイルス感染症対策が重点的に議論された。
初めに、桂川孝裕市長から新型コロナウイルスワクチン接種に関する一般会計補正予算が提案された。この補正予算は、1億2,200万円を追加する内容で、感染症対策を強化するためのものである。
桂川市長は、「市民の皆様には御心配や御不便をおかけしますが」と述べ、対策の重要性を強調した。市の専門部隊を設置し、接種体制を迅速に構築する方針を示した。
次に、議案付託が行われた。第2号の「亀岡市部設置条例の一部改正」と第3号の「亀岡市みらい教育リサーチセンター条例」の提案が行われ、特に名称変更に関する議論があった。現職の教育研究所に関し、報告のあり方や名称が適切かという意見が寄せられた。
さらに、議長選挙が行われ、福井英昭議員が全会一致で新議長に選出された。福井議長の就任挨拶では、議会改革の必要性と市民の期待に応える議会運営を推進する意志が示された。