令和2年7月29日、亀岡市議会では特別議会が開催され、重要な意見書案が可決された。
この日は新型コロナウイルス感染症や7月の豪雨により多いため、議長の齊藤一義氏が冒頭に哀悼の意を示した。さらに、感染拡大が市民生活に大きな影響を与えている現状を受け、市議会は市民の安全を守るため最大限の努力をすると述べた。
今回の議題は「GIGAスクール構想に伴う国庫補助充実に関する意見書案」である。この意見書案は、感染症や災害等の影響を受けても教育の保障を確保することを目的としている。
意見書には、端末導入後のランニングコストの財源措置や教員サポートの充実が求められる。発議者の山本由美子氏は、「全国民に平等にICT教育を推進するため、国の特段の措置を要望する」と強調した。
質疑応答の時間には出席議員からの質問は無く、討論も行われず、さらに採決に移行した。最終的には意見書案は全会一致で可決され、議長により整理が一任された。
この意見書は、今後、衆議院議長や内閣総理大臣などに提出される見込みである。亀岡市の教育やICT環境の整備に関する具体的な対応が求められる中での決議となり、この動きは他の自治体にも影響を与えることでしょう。