コモンズ

亀岡市特別議会、移住施策と環境条例を議題に

令和2年2月12日、亀岡市特別議会で移住施策やポイ捨て禁止条例が承認。新副議長も選出。
記事公開日:
議会開催日:

令和2年2月12日、亀岡市特別議会が開催され、数々の重要事項が審議された。議長の齊藤一義氏は、会議を開会し、出席した議員に対して感謝の意を示した。

本特別議会では、まず議席の一部変更について決議された。出席議員24名は、齊藤議長の指示の下、大きな異論無く変更を承認した。続いて、会議録署名議員の指名として、赤坂マリア議員、福井英昭議員が選ばれた。

その後、桂川孝裕市長が登壇し、第1号議案から第11号議案の提案理由を説明した。特に、第1号議案の一般会計補正予算は、指定管理者の指定に関連した経費についてのものであり、地方自治法第214条に基づく債務負担行為の設定が求められていることを強調した。市長は、議案の審議を進めるよう議員に訴えた。質疑に関しては、「なし」の声が上がり、議案は常任委員会へと付託されることとなった。これにより、各委員会における詳細な審査が行われる。

さらに、議題として副議長の辞職願いが提出され、これも賛成多数で承認された。辞職願の提出に伴い、副議長選挙が実施され、奥野正三議員が新たに副議長に選出された。奥野新副議長は、貴重な機会を得たことに感謝し、議会運営の円滑化に努めるとともに、市民に寄り添った活動を目指すと述べた。

また、移住・定住促進施設「離れ」に関連する議案が審議され、これに対して日本共産党の三上泉議員が反対討論を行い、実績が乏しい施設の運用について疑問を呈した。

特に、移住者の申し込み人数が昨年から11名増加したとしても、実際の利用者が769名中11名に過ぎない現状が問題視された。議会が昨年9月に廃止の決定を下した経緯も踏まえ、現在の実情から目を背けるわけにはいかないという意見が強調された。

ポイ捨て等禁止条例に関する報告も行われ、亀岡市の環境問題に対する取り組みが強調された。環境厚生常任委員長の冨谷加都子議員からは、条例発案の背景として、亀岡市としての環境美化施策の重要性が説明され、条例の施行日も明言された。

本日の議事の最後に、長時間にわたる会議を労う言葉が議長から贈られ、円滑に会議が進行したことが確認された。亀岡市議会は、引き続き市民の要望に応え、透明可視化を進めるべく努力を続ける。

議会開催日
議会名令和元年亀岡市議会定例会令和2年2月特別議会
議事録
タイトルの評価headlineは会議録データの主要な議題を反映しており、内容に即したものとなっています。
説明文の評価descriptionは会議の重要な決定事項を簡潔にまとめており、内容に忠実です。
本文の評価main_contentsは詳細な議事内容を反映し、特に移住施策や環境条例が重要視されています。

京都府亀岡市の最新記事