令和5年第2回亀岡市議会定例会が、9月28日に開催された。
出席議員23名が出揃う中、議長の菱田光紀氏が「おはようございます」と開会の挨拶を行った。
また、議会の期間が本日から9月26日までの30日間であることが報告された。
本日の会議では、大石慶明議員が欠席したことが議長から伝えられた。さらに、桂川孝裕亀岡市長が、予算継続費精算報告書及び健全化判断比率・資金不足比率の状況報告を行った。これに続き、監査委員からのメッセージが届けられ、地方自治法に基づく例月現金出納検査結果についての報告も発表された。検査では、現金出納事務が適正に行われていることが確認された。
次に、日程第1の会議録署名議員が指名され、片山輝夫議員、冨谷加都子議員が選ばれた。続行した日程第2では、第1号議案から第48号議案に関する提案理由説明が行われた。市長は一般会計補正予算について言及し、当初予算417億1,270万円の中に追加提案額として8億7,460万円が含まれることを明らかにした。
この中には、移住・定住の促進に向けた経費や、感染症対策のために必要な支出等が含まれているとし、予算案の重要性を強調した。特に、教育費の中でも、野外活動センターの改修費やスポーツ施設の全面改修に関する経費が計上されていることが指摘された。
さらに、桂川市長は、「この議会は私にとって2期目の任期最後の議会となる」と伝え、市民や議会関係者に感謝の意を表明した。そして、今後の市長選に出馬する意向も示し、次期に向けたビジョンを共有した。市長のこの表明は、今後の市政がどのように発展していくかに対する関心をさらに高めることとなった。
議長は、「次の本会議は、9月5日午前10時に開議する予定である」と報告し、今回の会議は散会となった。議員たちは、市長の発言に対し更なる審議を期待する姿勢を示した。これを受け、亀岡市の市政に今後も注目が集まる見込みである。