亀岡市は令和3年を迎え、多くのテーマが議論された。
特に COVID-19の影響は、市民生活や経済に深刻な打撃をもたらしている。議員たちは、ウィズコロナ・アフターコロナ社会の構築に向けた提案を行い、今後の方針を迷いなく示す必要があると強調した。具体的には新型コロナウイルス感染症の治療やワクチン接種体制の構築、有害鳥獣への対策などが挙げられた。
また、子育て支援も重要なテーマとして浮かび上がった。特にひとり親世帯への支援や、経済的なサポート、育児支援の充実が求められている。議員らは、地域包括支援センターや子育て世代包括支援センターの役割を強調し、それによる効果的な支援が求められることを確認した。
マンホールカードや、つながりのある外国人の状況に対する啓発活動も重要視され、特に子どもたちの教育や生活環境を守るための具体的施策が必要となる。市民参加型の防災教育や環境教育も、今後の施策として位置付けられる予定だ。
議会の最後の部分では、消防団の活動支援と改善策についての議論がなされ、団員の処遇や報酬の状況についての不満や疑問が表明された。さらに、消防団員の確保や地域防災力の強化に向けた取り組みの徹底が求められた。特に高齢者の地域住民が自らの体験と知識を生かした取り組みが大切であり、地域の絆を育むことが目指されていることが強調された。
市長は、亀岡市の未来に向け、引き続き柔軟かつ迅速な対応を求められることを認識し、各分野での施策の実施に力を入れていく意義を強調した。多様な問題に取り組み、いかに新しい時代に合った社会づくりがなされるか、これからも注視されることだろう。