令和4年9月28日、亀岡市議会で重要な議題が討議された。
市長の桂川孝裕氏は、亀岡運動公園競技場における照明塔設置工事の契約について報告を行った。この議案に関連して、議会での質疑応答を経て、付託された常任委員会にて審査が行われることが決定した。
照明塔設置工事の契約は、前平・南桑特定建設工事共同企業体との間で3億1,685万7,200円で仮契約が交わされたとのこと。この金額は市の予算の中で、今後の財政運営における負担として大きな影響を及ぼすため、議員からの慎重な審査が求められる。
一方で、令和3年度一般会計決算の認定についても審議された。決算に関する報告では、市税収入が維持され、収支のバランスが取れているとの説明がなされた。市民生活に密接に関連する内容として、特にコロナ禍においても市民福祉の向上を狙った施策が挙げられた。
反対討論へと続く中、議員からは、「財政健全化が課題であり、限られた予算の中で市民にどれだけ寄与できるかが問われる」との意見もあった。この意見に対し、市長は「今後は、より一層透明性をもって予算を執行し、市民の期待に応えられるよう努力する」との発言を行った。
市議会においては、複数の意見が出されたこともあり、決算認定に関しての採決は賛成多数により認定することとなった。今後、照明塔設置工事やその他の予算案についても市民の意見を広く反映しながら進められる方針が示された。