亀岡市議会の12月議会が令和元年12月11日に開かれ、市長選の結果についての議論も行われた。
この中で、桂川孝裕市長への再選を祝い、今後の市政運営に期待が寄せられる一方、マイナンバーカードの普及促進が重要なテーマに浮上した。特に、交付率が全国平均を下回る現状を受け、市民に利便性やサービスを実感してもらうための取り組みが求められている。市長は、現行のサービスとして、コンビニでの住民票の取得や、マイナンバーによる行政手続きの利便性を挙げたが、今後はさらなる周知が必要であると認識している。
次に議題に上がったのは、地域課題としての通学路の安全対策について。市内では通学時間帯に多くの車両が往来し、通学する児童に危険が及ぶ問題がある。このため、「午前7時から8時30分の一方通行規制」の要望もあるが、道路交通に関する問題は、周辺住民の合意を得ることが前提となっている。
また、境川の防災対策として、今後の工事の進捗状況についても説明され、京都府との連携強化が課題となっている。特に、自然災害による脅威から住民を守るために、地域の整備計画を進める必要性が強調された。