令和4年亀岡市議会定例会が開催され、議題が提案された。
議題には、11億4,740万円を追加する一般会計補正予算が含まれる。
その中で、子どもファースト事業や観光推進経費が計上されている。
市長の桂川孝裕氏は、広報経費に1,060万円を投入し、メディアプロモーションを強化すると説明した。
議案の中で子どもファースト事業は特に注目されており、保育所や幼稚園で利用するおむつの提供と回収を行うことが盛り込まれている。
そのために1,621万円が計上され、地域の子どもの育成に寄与するものとされている。
市長は「子どもを本気で応援するまち亀岡」を掲げ、具体的な施策を進める方針を強調した。
観光振興に関しても、市の取り組みが示された。
観光情報発信拠点への経費として400万円が計上され、地域の観光資源を利用したPR事業が期待されている。
市長は、地域農業の発展や観光業の推進に対しても緊密な戦略を述べた。
さらに、議会では地方自治法に基づく報告も行われた。
1件の予算精算報告や、監査委員からの例月現金出納検査結果も提出された。
この検査では、出納事務が適正に行われていることが確認され、監査委員の関本孝一氏は報告に自信を示した。
市の財政健全化を維持するための重要な議論が展開された今回は、さまざまな側面が評価されている。
議会は今後も市勢を盛り立てるため、しっかりとした審議を続ける意向を表明している。