令和5年6月9日、亀岡市で第2回定例市議会が開始された。
桂川市長は議会の冒頭で、新たに就任した職員の紹介を行い、特に佐々木京子副市長、田中宏樹病院事業管理者に対する期待を示した。
佐々木副市長は、「亀岡市の新しいステージを目指し、一生懸命務めます」と述べ、市政に対する強い意欲を表明した。
また、田中病院事業管理者は、コロナ禍を経て「市民のためになる病院の運営」を目指す考えを示した。
続いて、市長が提案する一般会計補正予算の内容が説明された。今回は、低所得の子育て世帯を対象に、児童一人当たり5万円を支給する特別給付金に1億1,100万円が計上されたことが強調された。この支援は物価高騰の影響を受けた世帯への緊急対策として実施される。
ほかにも、物価高騰への対策や新型コロナワクチン接種の経費が含まれており、合計で408億3,410万円の予算とされている。これにより、市民生活を支援し、地域経済の活性化を図る方針が示された。
議会では、報告第1号から第3号の専決処分に関する報告も行われた。こちらは地方自治法に基づくもので、急務に対処するための手続きが遂行されていることが説明された。
さらに、会期が6月30日までの22日間と決定され、議論は本格化する見通しとなっている。議会は今後、一般質問を経て、詳細な内容を審議していく予定だ。