令和元年6月14日、亀岡市議会定例会が開催され、主要なアジェンダには一般質問が含まれた。特に、竹田幸生議員や他の議員たちの発言を通じ、バリアフリー化や介護保険、交通安全、学力向上策など多岐にわたる地域課題が取り上げられた。竹田議員は、千代川駅周辺のバリアフリー整備について進捗状況を市長に質問。桂川市長は、スロープ設置工事の進行と予算確保の整備について具体的に説明し、駅舎改修も今後検討する意向を示した。
続いて、竹田議員が駐輪場の利用率低下について指摘。市長は、収容能力の向上や代替利用方法を模索する姿勢を示した。また、竹田議員は今津踏切の安全性向上に言及し、今後実施予定の各種工事についても言及。市長は、工事の進捗に関し、京都府と連携して取り組むことを確約した。さらに、竹田議員の質問により、介護保険制度のレスパイトケアに関するニーズも議論され、地域の実情に応じたサービス向上の必要性が強調された。
その後、木曽利廣議員がスポーツ施設や観光資源の充実の必要性を訴え、亀岡市の地域必須のスポーツイベントや観光客誘致を図る方針を示した。特に、官民連携したシティプロモーションが求められる時代にあって、地域資源を活用した活性化の重要性が指摘された。さらに、このような取り組みが市民生活の質向上に寄与するとの考えが示された。
最後に、西口純生議員は、学校の学力向上策と教育環境の整備について詳しく掘り下げた。特に学力テストの結果を分析し、他市との比較を踏まえた上で、改善策の必要性が共有された。教育長は、今後の学力向上施策に対する取り組みの重要性を確認するとともに、具体的な数値目標の設定を検討する旨を表明した。これにより、市民や地域のニーズに応え、持続可能なまちづくりを目指す姿勢が示され、亀岡の未来に期待が寄せられている。