亀岡市議会定例会が9月9日に開催され、コロナウイルス感染症対策が中心議題となった。議会では、今後のワクチン接種の進行状況が報告され、自宅療養者の状態確認や、重症者の受入れ体制についても審議された。
現在、自宅療養者の把握は保健所にて行われており、42人の自宅療養者がいるとのことだ。重症者や中等症者の入院状況についても、定期的な確認が行われ、今後の医療体制の強化が必要とされている。具体的には、救急隊員が急変時の対応を行う等、医療体制も万全を期す方針が強調された。
また、学校における感染防止策として、教職員のワクチン接種が進んでおり、今後は児童生徒へのオンライン授業の拡張が期待されている。
さらに、亀岡市は地域の観光資源を生かし、府下での観光促進や環境先進都市の位置づけを強調。また、別院中学校の廃校後の利用方法を地域住民の声も踏まえつつ、検討すると報告されている。今後、進行中の多様な施策は、地域住民との信頼関係構築の中で進められていく見込みである。