令和2年3月議会が開催され、重要な議題が取り上げられた。
議長(齊藤一義氏)は、出席議員に対し公務のため欠席する理事者の報告を行い、日程に入った。
日程の第1項目では、亀岡市プラスチック製レジ袋の提供禁止に関する条例の改訂が提案された。市長(桂川孝裕氏)は、先月提出された議案の訂正について説明した。この条例の目的は、使い捨てプラスチックごみゼロの実現であり、事業者によるプラスチック製レジ袋の提供を規制するものだ。
市長は、環境への配慮から条例施行日を令和3年1月1日に、公表規定施行日を令和3年6月1日に設定することを提案した。これは、市民や事業者に対する配慮を重視した結果だと強調した。
その後、議員から質疑があり、三宅議員は新型コロナウイルスの状況に関して施行日の見通しについて問うた。市長は感染拡大の状況を踏まえ、施行日の変更を検討することを示唆した。
長澤議員も、条例の訂正理由について具体的な議論が交わされた。市長は、従来の議論や議会の意見を反映させ、事業者の要望も考慮したと述べた。
最終的に、この議案の訂正は異議なしと認められ、承認される運びとなった。議長は次回の本会議日程を告知し、今議会は散会した。
市としての環境保護への取り組みが、議会での具体的な議論を通じて進展している様子が浮き彫りとなった。