令和3年第4回いの町定例会が12月17日に開催された。
本定例会では、一般質問やいくつかの重要議案、特に仁淀川流域治水整備促進対策特別委員会の設置が焦点となった。
まず、一般質問では、12番の森 幹夫氏がイルミネーションや横断幕の設置を提案。
森氏は、他市町の事例を挙げて、いの町でも地域活性化に向けた取り組みを強調した。
町長の池田 牧子氏は、「町中を明るくするためのイルミネーションは有効であり、イベントを商工会と連携して進めることを検討している」と述べた。
さらに、バリアフリー化の促進についても議論が行われ、特に障害者や高齢者のための駐車場の設置が求められた。
次に、仁淀川流域治水整備促進対策特別委員会の設置については、井上 敏雄氏が発議。
この委員会は、最近の気候変動による水害に対応し、安全で安心な環境を求めるものとして意義を持つ。
事業の促進が強調され、全議員が賛同し、特別委員会の設置が可決された。
その後、議案の撤回や可決が相次いだ。
特に、いの町国民健康保険の条例改正や、保育士の処遇改善に関する意見書についても真剣な議論が展開された。
その一環で、発議第6号が可決され、保育士の待遇改善を求める姿勢が明確にされた。
議員派遣の件や、各常任委員会の閉会中の審査に関しても議論が交わされた。
会議全体は、活発で多様な意見が飛び交い、質の高い議論によって進められた。
さらには、行政報告も行われ、町長が具体的な政策の実施状況を説明。
地域の課題に対し真摯に向き合う姿勢が示された。
続けて町長からの閉会挨拶もあり、今後の展望に期待が寄せられた。