令和4年第7回南九州市議会定例会が開催された。
議題には、議会の定数やノートパソコン等の購入契約、補正予算など重要な案件が含まれる。
特に、議会定数については、南九州市議会議員定数条例の一部を改正する提案が審議された。
南九州市議会議員定数等調査特別委員長の西 次雄氏は、特別委員会の調査過程を説明。
「議員定数については、将来的な人口動向を考慮し、18人にする必要があると考えた。」と述べ、議員定数18人の提案が賛成多数で可決された。
市長の塗木 弘幸氏は、ノートパソコン等の購入契約についての説明を行う。
「今回購入する150台は、業務の効率化やペーパーレス化の観点から必要である。契約金額は2,836万9,000円。」と強調した。
本契約も無事可決され、業務のデジタル化が進むことで期待が寄せられている。
続いて、令和4年度一般会計補正予算が審議された。
市長は「補正は、諏訪運動公園の施設整備等に必要な経費を含む。歳入歳出予算の総額を267億959万3,000円に調整するものである。」と補正の内容を説明。
議会はこの予算案を承認し、今後の市政運営において重要な財源確保となるだろう。
加えて、複数の条例の改正提案や新たな条例の制定が紹介された。
特に、ひとり親家庭等への医療費助成に関する条例を改正し、申請方法の拡充を図ることが決まった。
市民の権利保護に向けた取り組みが行われる様子が見受けられる。
最終的に、議会は西木場水源地の環境保全に関する請願を継続審査に付託し、複数の課題に対する調査を進めることを表明。会議は順調に進行し、12月22日に閉会が予定されている。