令和5年第6回南九州市議会臨時会が12月26日に開催された。
初めての臨時会では、議長の選挙が行われ、今吉賢二議員が10票を獲得し当選した。議長選挙の結果、今吉議員の当選を受けて、同議員は「議会運営、そして南九州市の発展のため努めてまいります」と述べ、議員たちに協力を求めた。
次に副議長の選挙が実施され、米満孝二議員と吉永賢三議員が同点の9票を獲得したため、くじ引きで吉永議員が副議長に選ばれた。吉永議員は、議会運営や市政の運営に努める意気込みを見せ、「微力ながら邁進してまいります」と発言した。
また、この会議では、教育長や教育委員、監査委員の任命についても同意が求められ、有馬勉氏が教育長に、海江田宗順氏が教育委員に再任された。市長の塗木弘幸氏は、教育行政の運営に当たっての成果を強調し、「教育課題への対応を期待しています」と述べた。
さらには、南九州市手数料条例の改正についても審議され、オンライン申請や戸籍の広域交付が可能になる内容が報告された。議案第79号として提出された一般会計補正予算では、物価高騰に対応するための商品券の発行が計画されており、市民および事業者支援の方針が示された。
この会議では、議員派遣や閉会中の継続調査についても承認され、すべての日程が無事に終了した。議長の今吉賢二議員は「行政と議会は車の両輪」だと語り、今後の協力を呼びかけた。臨時会は午後3時11分に閉会した。