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南九州市、令和3年度一般会計補正予算を可決

南九州市議会は、令和3年度一般会計補正予算を可決。新型コロナ対策経費を含む。
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令和3年4月28日、南九州市議会の臨時会が開催された。

議会では、令和3年度一般会計補正予算(第2号)が原案通り可決された。この補正は、新型コロナウイルス感染症への対応や景気対策に関連する経費を含んでいる。

市長の塗木弘幸氏は、この補正予算により歳入歳出予算の総額がそれぞれ235億7,902万5,000円に増加することを説明した。主な歳出内容には、文化会館管理費の感染症対策費や農林水産業費の農作物販売支援に関する補助金が含まれている。

その中でも、観光振興費に関連して、新型コロナウイルスの影響を受けた貸切バス事業者への助成も盛り込まれた。議員の菊永忠行氏は、市内の貸切バス業者及びタクシー事業者の数を質問。“市内の貸切りバスの事業者は全部で5業者で、保有台数は52台”と答えたのは商工観光課長の森田清博氏であった。

また、承認第2号〜第6号の専決処分も一括で承認された。これには、コロナ禍に対する市民への負担軽減措置が含まれ、税条例の改正がなされたことについて説明がなされた。市長が提案する新型コロナウイルス感染症に起因する税金の減免措置は、地方自治法に基づくものであり、「特定の納税者の負担の軽減を目的としている」と強調した。

その後、南九州市の固定資産評価員の選任に関する同意も承認され、新たに江平恒博氏が選任されることになった。市長は、「公正かつ適正な固定資産の評価を進めるために必要な人材である」と述べた。この選任に異議はなく、議会の合意をもって決定された。

会議は賛成討論も行われず、スムーズに進行し、すべての議案が原案通り可決された。議長の加治佐民生氏は、今後の市民生活の安定を目指して引き続き施策を推進していく姿勢を示した。議会は午前10時49分に閉会した。

議会開催日
議会名令和3年第2回南九州市議会臨時会
議事録
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