令和4年第4回南九州市議会定例会が6月29日に開催された。
出席議員20名中、日程には多くの重要な議案が含まれており、特に「ひとり親家庭医療費助成事業の給付方式見直し」に関する意見書提出が注目された。
文教厚生常任委員長の米満孝二議員は、現在の償還払い方式に代わる自動償還払い方式への変更を提案した。これにより医療機関での受診がより便利になると強調した。この意見書は賛成多数で原案通り可決され、実施が期待される。
また、南九州市過疎地域産業開発促進条例の一部を改正する議案もあり、この改正は法律改正に伴うもので、過疎地域の振興が図られることが期待される。総務常任委員長の西次雄議員の場合は、影響がない旨を報告し、賛成多数で可決された。
さらに、南九州市地域子育て交流館条例の制定案が提出され、親子及び地域住民が集える場の提供が目指されている。この条例は、子育て推進のための重要な施策となる。
さらに、令和4年度南九州市一般会計補正予算(第3号)が可決された。総額249億2,517万円で、具体的には公用車検査のための機器導入や、福祉関係への支出が含まれている。また、臨時特別給付金の支出についても言及があった。
最後に、消防団消防ポンプ自動車の購入が決定し、新たに2台の車両が導入されることになった。市長の塗木弘幸氏は、これにより緊急時の対応体制が強化されると述べた。
市議会は、全ての議案を賛成多数で可決し、閉会を迎えた。