令和3年12月24日、南九州市の第5回定例会が開催された。
この会議では、まず議長の辞職が議題に上った。議長の辞職願いが提出され、異議なくその辞職が許可された。これに伴い、新たな議長の選挙が行われることになった。
議長選挙では、投票の結果、山下つきみ議員が当選した。山下議員は当選の挨拶で、市民の声を市政に反映すると強調した。「地方議会の原点を改めて意識し、市民の期待に応える議会運営を進めたい」と述べた。
続いて副議長の辞職についても審議が行われ、こちらも異議なしで許可された。吉永賢三議員が副議長に選出され、その後、改めて挨拶を行った。彼はこれまでの経験を踏まえた市政の発展に全力を尽くすと決意を表明した。
次いで、議席の一部変更や常任委員の選任について、議会運営委員の選任が行われた。選任の結果、各委員会の委員長と副委員長も決定された。総務常任委員会の委員長には西次雄議員が、副委員長には内園知恵子議員がそれぞれ選任された。
また、南薩介護保険事務組合議会議員、南薩地区衛生管理組合議会議員、指宿南九州消防組合議会議員、指宿広域市町村圏組合議会議員に対する選挙も実施され、複数の当選者が報告された。選挙は基本的に指名推選で行われ、スムーズに進行した。
最後に、議員派遣の件と閉会中の所掌事務調査についても異議なく進議され、全ての議題が無事に終了した。午前11時24分に議会は閉会した。