令和6年第1回姶良市議会定例会が、2月15日に開会した。
この会議では、令和6年度の市の予算案などが議題に上げられる。
市長の湯元敏浩氏は、施政方針の中で、災害時の対応や経済活性化の施策を強調した。
特に、令和6年能登半島地震での被災地支援に関して迅速な対応を行ったことが述べられた。
市庁舎などに災害義援金の募金箱を設置し、現地への職員派遣も行っている。
また、令和6年度一般会計予算は359億1,300万円で、昨年より2億2,100万円の増加が見込まれた。
市税の収入が減、依存財源の比率が68.8%となっており、財政運営に対処するための施策が求められている。
市長は新庁舎開設や子育て支援センター「ちるどん」のオープンなど、市民サービスの充実を進める意向を示した。
議案第2号から第9号に関しては、国民健康保険や後期高齢者医療、介護保険などの特別会計予算が上程された。
特に、介護保険関連では、高齢者が快適に生活できるような施策の強化が必要だとした。
また、委員会付託を省略した議案についても提案が行われ、質疑が尽くされ、次回の会議の実施が決定された。
特に人権擁護委員や教育委員会委員の任命に関して、適任者としての推薦が確認された。
全体を通して、議会では市民の要望を反映させていく方針が強調され、地域の発展に向けた取り組みが進められています。