令和4年第2回姶良市議会臨時会が5月2日に開会した。
初めての臨時会となる今回では新議長と副議長の選挙が行われた。
新議長には小山田 邦弘氏が選出され、副議長には犬伏 浩幸氏が選ばれた。
これにより、議会の運営体制が整い、議案の審議が始まった。
第一に、議長選挙では出席議員24名のうち、16票を獲得して小山田氏が当選した。
その際、森川 和美氏が臨時議長を務め、選挙がスムーズに進行した。
また、副議長選挙では犬伏氏が20票を獲得し、その役職に就くこととなった。
次に、常任委員会及び議会運営委員の選任が行われ、各議員がそれぞれの役割に指定された。
総務常任委員長には新福 愛子氏、副委員長には国生 卓氏が、文教厚生常任委員長には岩下 陽太郎氏、副委員長には馬場 修二氏が選出された。
産業建設常任委員には松元 卓也氏が委員長となり、予算審査常任委員会については詳細な議論が行われた。
また、本会議では複数の議案として、税制改正に関する専決処分が提案された。
この中には、姶良市税条例、都市計画税条例、国民健康保険税条例及び介護保険条例の改正案が含まれており、各種税の負担軽減措置が求められていた。
特に介護保険につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少した世帯に対して特例減免が延長される運びとなった。
議案第39号から議案第42号までの専決処分に関する質疑が周り、具体的な負担増に関わる説明が求められた。
例えば、国民健康保険税に関しては課税限度額引き上げによる影響が議論され、約130世帯における追加負担額が200万円程度となる見込みとのこと。
最後に、議会の運営に関する報告もあり、議員派遣や各種調査に関しても決議され、議会全体の調和と活性化に向けた取り組みが表明された。
これを受けて、臨時会は約4時間にわたって行われ、全ての議案が可決され、無事に閉会した。
今後、姶良市のさらなる発展に向けた取り組みが期待される。