令和2年9月1日に行われた姶良市議会では、主に防犯対策や公園整備、道路状況についての議論が交わされた。この中で、特に防犯カメラの設置についての住民からの要望が強調された。
姶良ニュータウン内では、近年、空き巣や不審者に関する報告が相次いでおり、地元コミュニティから防犯カメラ設置の要望が寄せられている。市民生活部の吉永惠子次長は、「防犯カメラの設置は住民の安心・安全を確保するため重要な方策であり、今後も地域の状況を考慮しつつ、設置を検討していく」と述べた。また、姶良ニュータウン近くの適切な場所への設置についても協議が進められる。
一方、カミゾノ電気から寄附された防犯カメラ6台の設置については、「建昌小学校」「姶良小学校」など通学路に設置予定である。設置場所は地域の要望を反映させて決定されており、今後、スムーズな設置が期待される。
公園整備に関しては、特定の場所の白線引きを巡る話題が挙げられた。特に、サボーランドパーク姶良の駐車場については、市民からの要望を受け、白線の引き直しや、必要に応じて更なる整備が計画されている。これにより、市内の公共施設が一層利用しやすくなることが期待されている。
さらに、陸上競技場の天然芝の育成状況についても報告され、問題が解消されつつあるとのことで、地元の利用者にとって好評であることが確認されている。
最後に、道路整備計画についても、交通量の多さや道路幅の狭さが指摘され、市は社会資本総合交付金を利用した道路整備の協議を進めており、将来的な整備が期待される。