令和2年第1回姶良市議会定例会が開会され、一般質問や令和元年度一般会計補正予算案が議論された。
本会議では、一般質問が行われ、峯下洋議員が COVID-19に関連する様々な地域の影響について言及した。特に帖佐駅前整備事業の進捗や小学校へのパソコン配布に関する取り組み、若者の就職問題について市長に質問し、具体的な対策や現状を尋ねた。
湯元敏浩市長は、帖佐駅前のバリアフリー化について、バリアフリー法に基づく進捗状況を説明。エレベーターの設置については依然難航しているが、工事の早期着手を望んでいると述べた。また、若者の就職問題に関して、高校生や大学生の約半数が県外に就職している現状を踏まえ、市が雇用促進のために様々な取り組みを行っていることを強調した。
さらに、令和元年度一般会計補正予算(第10号)が提案され、総額1,770万7,000円の追加予算が計上された。これには、新型コロナウイルス感染症に伴う対応策が含まれており、保育所や児童クラブへの支援が盛り込まれている。市は国からの支援を利用し、必要な物品を速やかに調達して提供する方針を確認した。
最後に、今後の議員派遣や閉会中の調査についても話があり、市民にとって明るい未来を構築するためのさまざまな施策が計画されていることが報告された。
市長は、特に暮らしやすい環境づくりに努め続ける考えを示し、議会の協力を求めた。定例会は午後3時43分に閉会し、今後の動向が期待される。