令和3年第3回姶良市議会定例会では、主要な議題として妊娠・出産と子育て支援、さらに自治会運営に関する問題が取り上げられた。
特に新型コロナウイルスの影響を受け、妊娠中の方々の不安が高まっている中、妊婦へのワクチン接種に関する質問が公明党の新福愛子市議から提案された。「妊娠時期を問わずワクチン接種を勧めている」という報道を受けて、本市の対応について確認が求められた。市長の湯元敏浩氏は、「接種券の送付が完了しており、妊娠中の方々には専門機関に相談するよう促している」と述べた。
また、母子手帳の表記変更について、父親の育児参加を促すための「親子手帳」に関する提案も行われたが、市は「名称変更には厚生労働省の検討を待つ必要がある」との立場を示した。このような対応には、父親の育児参加を促進するための工夫が必要とされていることが反映されている。
さらに、自治会の運営に関する質問も実施された。代表的な自治会運営推進会議からは、市民のニーズに応じた活動促進が議題に上がった。私はそこに参加している議員として、自治会員の数が減少する現状を共有した。具体的な取り組みや、自治会加入を促進するための広報活動を強化する必要性が訴えられた。